乾砂子(読み)かわきすなご

精選版 日本国語大辞典 「乾砂子」の意味・読み・例文・類語

かわき‐すなご【乾砂子】

  1. 〘 名詞 〙 乾燥した砂。朝廷儀式の時などに、雨上がりのぬかるみを直すために庭にまかれる。
    1. [初出の実例]「かわきすなごの用意やはなかりける」(出典:徒然草(1331頃)一七七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android