亀井野村(読み)かめいのむら

日本歴史地名大系 「亀井野村」の解説

亀井野村
かめいのむら

[現在地名]藤沢市亀井野・亀井野一―四丁目・天神てんじん町三丁目

さかい川と引地ひきじ川との間の台地に位置し、東は今田いまだ村・西俣野にしまたの村、西は円行えんぎよう村・石川いしかわ村、南は藤沢宿に接する。南北に通る八王子道(滝山道)の継立場でもある。中世は今田村と併せて一村であったという(風土記稿)。天正一八年(一五九〇)四月日の豊臣秀吉禁制(県史三)には「今田・亀井野二ケ所」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android