柴胡(読み)サイコ

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

さいこ【柴胡】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。セリ科ミシマサイコの根を乾燥したもの。以前静岡県の三島付近で産したのが名の由来。相当量のサポニンを含み、消炎解熱解毒鎮痛などの作用がある。神経痛肋膜(ろくまく)炎に効く柴胡桂枝湯(けいしとう)気管支炎気管支喘息(ぜんそく)に効く神秘湯(しんぴとう)肝炎高血圧に効く大柴胡湯(だいさいことう)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

大辞林 第三版の解説

さいこ【柴胡】

ミシマサイコまたはその変種の根を乾燥させた生薬。サポニンを含み、漢方で胸脇苦満を伴う諸疾患に用いる。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

柴胡 (サイコ)

植物。セリ科の多年草,園芸植物,薬用植物。ミシマサイコの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典内の柴胡の言及

【ミシマサイコ】より

…今日でも野生品が採集されるが,だんだん少なくなり,各地で栽培されるようになった。根を柴胡(さいこ)とよび,解熱,鎮痛,解毒薬として用い,重要な薬用植物の一つである。本州,四国,九州,朝鮮に分布する。…

※「柴胡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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