亀居・瓶居(読み)かめい

精選版 日本国語大辞典 「亀居・瓶居」の意味・読み・例文・類語

かめ‐い ‥ゐ【亀居・瓶居】

〘名〙 (亀の後足左右に開いているのに似るところからという) 儀礼の着座作法の一つ。足をしりの下にしないで左右に開いて、しりをその間に入れるすわり方。叙位(じょい)除目(じもく)などの時の正式の着座法。筒居(つつい)
長秋記‐天永四年(1113)正月一日「左府一拝後亀居不立給

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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