争衡(読み)そうこう(さうかう)

普及版 字通 「争衡」の読み・字形・画数・意味

【争衡】そうこう(さうかう)

優劣をあらそう。〔三国志、呉、孫策伝〕(孫)を呼び、佩(お)びしむるに印綬を以てし、謂ひて曰く、江東の衆を擧げて、を兩陳(陣)のに決し、天下と衡を爭ふは、(けい)は我に如(し)かず。賢を擧げ能に任じ、各其の心を盡さしめ、以て江東を保んずるは、我はに如かずと。

字通「争」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android