事切文書(読み)コトギレモンジョ

精選版 日本国語大辞典 「事切文書」の意味・読み・例文・類語

ことぎれ‐もんじょ【事切文書】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉時代の落着した裁判の一件書類。鎌倉、京都六波羅にあった文庫に保管した。
    1. [初出の実例]「文庫とは、引付評定事切文書等置所也」(出典:沙汰未練書(14C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android