事成顔(読み)ことなしがお

精選版 日本国語大辞典 「事成顔」の意味・読み・例文・類語

ことなし‐がお‥がほ【事成顔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物事をやり遂げるだけの自信のありそうな顔つき。事をなし遂げそうな様子。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「そらごとする人の、さすがに人のことなしがほにて大事請(う)けたる」(出典枕草子(10C終)一六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む