二世の夫(読み)ニセノツマ

デジタル大辞泉 「二世の夫」の意味・読み・例文・類語

にせ‐の‐つま【二世の夫/二世の妻】

来世まで連れ添おうと約束した夫または妻。
「われこそ清十郎が―」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二世の夫」の意味・読み・例文・類語

にせ【二世】 の=夫(つま)[=妻(つま)

現世はもちろん、来世までもと契った夫、または妻。
浄瑠璃出世景清(1685)二「よし人はともかくも妾(わらは)二世のつまぞかし」

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