デジタル大辞泉
「二世」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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に‐せい【二世】
- 〘 名詞 〙
- ① 同じ名を持ち、二番目に位についた国王・皇帝・教皇などの称。
- ② 芸能・芸術・学問などで、初世の名跡を継いだ二代目。
- [初出の実例]「通称の玄春(げんしゅん)を二世(にセイ)玄瑳(げんさ)と改め」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉一〇)
- ③ 移民の子で、移住先で生まれ、その国の市民権を持つ者。
- [初出の実例]「彼はその名の示す通り、アメリカ生れの二世である」(出典:いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉り)
- ④ 親のあとを継ぐ男子。二代目。また、息子。
- [初出の実例]「栄華有レ余、門胤無二止之人一、受レ病臨レ危之時、曾無二一分之益一、殆欲レ失二二世之計一」(出典:権記‐長保三年(1001)二月四日)
に‐せ【二世】
- 〘 名詞 〙
- ① 仏語。前世・現世・来世の三世のうち現世と来世。今生と後生。この世とあの世。現在と未来。現当。
- [初出の実例]「我等心を以て二世を徒に成せりと」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
- ② 「にせあんらく(二世安楽)」の略。
- [初出の実例]「悪魔のさりがたき人となりて二世(ニセ)を妨る事は」(出典:発心集(1216頃か)四)
- ③ ( 「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」というところから ) 来世までも添いとげようとかたく約束した夫婦のえにし。また、夫婦。二世の縁。二世の契り。
- [初出の実例]「嬉しやせめて実に、身がはりに立ちてこそは、二世のかひもあるべけれ」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
- ④ ⇒にせい(二世)
ふた‐よ【二世・二代】
- 〘 名詞 〙
- ① この世とあの世。現世と来世。にせ。
- [初出の実例]「世間はまこと二代(ふたよ)は行かざらし過ぎにし妹に逢はなく思へば」(出典:万葉集(8C後)七・一四一〇)
- ② 二つの世代。二世代。
- [初出の実例]「九代に二代かさねて河竹の同じみかげに逢ふがかしこさ〈藤原実継〉」(出典:新千載和歌集(1359)慶賀・二二九〇)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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二世
にせい
外国で生まれた日本人移住者(→移民)の子供で,移住先の国の市民権を有する者。現地で教育を受けその国の文化に完全にとけ込んだ者から,一世を通して日本文化の影響を強く受けた者まで変化に富む。たとえばアメリカ合衆国のハワイ在住の二世はハワイ文化の影響を受け特異的である。遺伝的には日本人と同質であるが,栄養,生活様式などの環境因子が異なるために日本人とやや異なった形質を示すことがある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「二世」の読み・字形・画数・意味
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出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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