二井宿(読み)にいじゅく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二井宿」の意味・わかりやすい解説

二井宿
にいじゅく

山形県南部,宮城県境付近にある集落高畠町に属する。奥羽山脈中にある峠集落として発達二井宿峠越えの二井宿街道古代の中央文化の導入口となった。二井宿峠から南陽市赤湯付近にかけては古墳が多い。江戸時代には米沢藩への米,塩,魚などの運搬路に利用された。明治以後南の万世大路が開通してから一時衰退したが,現在は国道 113号として利用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む