二十二史(読み)ニジュウニシ

デジタル大辞泉 「二十二史」の意味・読み・例文・類語

にじゅうに‐し〔ニジフニ‐〕【二十二史】

二十一史旧唐書くとうじょまたは明史みんしを加えた正史の称。

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精選版 日本国語大辞典 「二十二史」の意味・読み・例文・類語

にじゅうに‐しニジフ‥【二十二史】

  1. 中国の正史の総称。二十一史に明史または旧唐書を加えたもの。
    1. [初出の実例]「君不見二十二史外有史、冊冊総如漢文紀」(出典日本楽府(1828)脱御衣)

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世界大百科事典(旧版)内の二十二史の言及

【正史】より

…10世紀以後,政府によって公認された特定の史書に正史の名が冠せられ,司馬遷の《史記》にはじまり欧陽修の《五代史記》に至る歴代17種の紀伝体歴史書を十七史とした。正史の数は時代が下るにつれ増え,明代二十一史,清では二十二史となったが,乾隆以後,《旧五代史》《旧唐書》を加えて二十四史,1922年大総統徐世昌は柯劭忞(かしようびん)の《新元史》を入れて二十五史とした。最近の中国では《清史稿》も正史に準じて扱っている。…

※「二十二史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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