日本楽府(読み)ニホンガフ

デジタル大辞泉 「日本楽府」の意味・読み・例文・類語

にほんがふ【日本楽府】

江戸後期の漢詩集。1巻。頼山陽著。文政11年(1828)成立日本史実から題目を選んだ楽府体の史詩66首を収録。明の李東陽の「擬古楽府」を手本としたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日本楽府」の意味・読み・例文・類語

にほんがふ【日本楽府】

  1. 江戸後期の漢詩集。一巻一冊。頼山陽著。文政一一年(一八二八)成立、同一三年刊。聖徳太子から豊臣秀吉までの歴史上人物から題目を選んだ楽府体の六六首から成る。明の李東陽著「擬古楽府」を模したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android