二崎村(読み)ふたざきむら

日本歴史地名大系 「二崎村」の解説

二崎村
ふたざきむら

[現在地名]苅田町二崎

新津あらつ村の南東に位置し、長峡ながお川左岸の小山地(二崎山)に立地。集落は二崎山の南麓に形成されている。江戸時代を通じて新津村に含まれていた(京都郡誌)。旧高旧領取調帳に村名がみえ、高一五九石余。寛文二年(一六六二)和泉国春木はるき(現大阪府岸和田市)出身の古野庄左衛門ほか四名(全員で四名ともいう)が当地海浜の荒蕪地を開発、初め生国にちなんで「泉新田」とよばれたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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