二次元電気泳動(読み)ニジゲンデンキエイドウ

化学辞典 第2版 「二次元電気泳動」の解説

二次元電気泳動
ニジゲンデンキエイドウ
two-dimensional electrophoresis

1種類の電気泳動では,重なって識別が困難な物質を,2種類の電気泳動を組み合わせることにより,分離する方法通常は,以下のタンパク質分離法をさす.種々のタンパク質を含む溶液等電点電気泳動にかけ,短冊形ゲル上でまず電気的性質で分離する(一次元目).得られた短冊形ゲルをSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけて,二次元目を分子量に従って分離すると,ほとんどのタンパク質を分離することができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む