二股・二俣・二叉(読み)ふたまた

精選版 日本国語大辞典 「二股・二俣・二叉」の意味・読み・例文・類語

ふた‐また【二股・二俣・二叉】

〘名〙
もと一つで、末が二つに分かれているもの。
古事記(712)中「尾張の相津に在る二俣(ふたまた)榲を二俣小舟に作りて」
※白氏文集天永四年点(1113)四「今年瑞麦両岐(フタマタ)に分れたり」
甲陽軍鑑(17C初)品五〇「或はふたまたにて、小身なる敵にかち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報