二葉喜太郎(読み)フタバ キタロウ

20世紀日本人名事典 「二葉喜太郎」の解説

二葉 喜太郎
フタバ キタロウ

明治・大正期の実業家



生年
安政6年(1859年)

没年
昭和16(1941)年4月4日

出身地
武蔵国金町村(東京都葛飾区)

経歴
明治33年帝釈人車鉄道設立。金町から柴又帝釈天までの1.4キロに、人力で押す屋根つきトロッコの旅客輸送車を運行させた。大正元年廃止となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二葉喜太郎」の解説

二葉喜太郎 ふたば-きたろう

1859-1941 明治-大正時代の実業家。
安政6年生まれ。武蔵(むさし)金町村(東京都葛飾(かつしか)区)の人。明治33年地元の有志と帝釈人車鉄道を設立。金町から柴又帝釈天まで1.4kmの軌道に,人力で押す屋根つきトロッコの旅客輸送車をはしらせた。この鉄道は大正元年京成電車の延長計画により廃止された。昭和16年4月4日死去。83歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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