二重判(読み)にじゅうばん

精選版 日本国語大辞典 「二重判」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ばんニヂュウ‥【二重判】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にじゅうはん」とも ) 一旦約束して判をおし、さらに無断同種の他の証文などに判をおすこと。
    1. [初出の実例]「わしはここへ身を売って、先から連れに来た時は二重売・二ぢうばん」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む