二重虹梁(読み)にじゅうこうりょう

精選版 日本国語大辞典 「二重虹梁」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐こうりょうニヂュウコウリャウ【二重虹梁】

  1. 二重虹梁〈奈良県法隆寺鐘楼〉
    二重虹梁〈奈良県法隆寺鐘楼〉
  2. 〘 名詞 〙 虹梁の上に二つ蟇股(かえるまた)をおき、その上にまた虹梁をのせ、その中央に蟇股をおいて棟木を支えるもの。建築の構架法および妻飾(つまかざり)として用いられる。後には、大瓶束(たいへいづか)が蟇股にかわって妻飾に使われた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android