二階から目薬をさす(読み)にかいからめぐすりをさす

精選版 日本国語大辞典 「二階から目薬をさす」の意味・読み・例文・類語

にかい【二階】 から 目薬(めぐすり)をさす

(二階にいる人が階下の人に目薬をさそうとするようなもの、の意から) 思うようにならずもどかしいこと。また、回り遠くて効果がおぼつかないことをたとえていう。二階から尻あぶる。
浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)中「猫の温気をいらふやうにし、二階から目薬さすやうなは、とをらぬとをらぬ、ぎゃうに空人(やぼ)也」

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