五之三村(読み)ごのさんむら

日本歴史地名大系 「五之三村」の解説

五之三村
ごのさんむら

[現在地名]弥富町五之三

東は荷之上にのうえ村、南は鯏浦うぐいら村に接する。「徇行記」によれば、概高一六二石余はすべて蔵入地で、田は一二町四反余、畑は一〇町一反余。「寛文覚書」に戸数六四、人数三三〇とある。「徇行記」は「支邑ヲ福島・川平・伊三郎ト云(中略)高ニ準シテハ戸口多ク、田畝耕シタラサルカ故ニ隣村ノ田畝ヲ承佃スト也、小百姓ハカリ也、宝暦七丑年西保ノ決壊、又海老江川決壊ニテ砂入ニナリ、土地アシク百姓匱乏スト也」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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