五人張(読み)ごにんばり

精選版 日本国語大辞典 「五人張」の意味・読み・例文・類語

ごにん‐ばり【五人張】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 五人がかりで張る弓の意 ) 四人で弓をまげ、残るひとりがようやく弦をかけるほどの強い弓。強弓
    1. [初出の実例]「三尺五寸の太刀に、熊の皮の尻ざや入れ、五人張の弓、長さ八尺五寸にて、つく打ったるに」(出典:保元物語(1220頃か)上)
  3. 家屋棟上げのときに縁起をかついで飾る弓。
    1. [初出の実例]「五人ばりをぶっつがひ餠を投げる」(出典:雑俳・柳筥(1783‐86)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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