五分取(読み)ごふんとり

精選版 日本国語大辞典 「五分取」の意味・読み・例文・類語

ごふん‐とり【五分取】

  1. 〘 名詞 〙 ( 揚げ代が銀五分であったところから ) 江戸時代元祿一六八八‐一七〇四)頃の最下級遊女の称。ごふん。五分蔵。五分女。
    1. [初出の実例]「五分取たとへしばしは別るるとも 玉あこがれて飛乗の駕籠」(出典:俳諧・投盃(1680)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android