五十公野御茶屋(読み)いじみのおちやや

日本歴史地名大系 「五十公野御茶屋」の解説

五十公野御茶屋
いじみのおちやや

[現在地名]新発田市五十公野

五十公野丘陵の麓にあり、旧新発田藩藩主溝口氏の別邸であった。丘陵の頂には豊田とよた神社(旧奉先堂)鎮座奉先ほうせん堂茶寮ともよばれる。明暦元年(一六五五)三代宣直のとき造営され、三万三千九四五坪、畑所六三五坪(蕉鹿年代記)。溝口秀勝入封の際、新発田城完成まで滞在した故地という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android