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五十嵐信斎 イガラシシンサイ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

五十嵐信斎 いがらし-しんさい

?-? 室町時代の蒔絵(まきえ)師。
五十嵐派の祖。幸阿弥(こうあみ)道長(1410-78)とともに将軍足利義政(よしまさ)につかえる。漢画風の図柄をもちい,「東山御物」の蒔絵のおおくを制作したといわれる。

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朝日日本歴史人物事典の解説

五十嵐信斎

生年:生没年不詳
室町後期の蒔絵師で,五十嵐派の始祖。幸阿弥道長と共に足利義政に仕え,名工としてその名が聞こえ,その作品はのちに「東山御物」と称され珍重されたが,信斎に関する史料並びに作品は未詳である。「京都本法寺教行院過去帳」によれば,子孫には加賀前田家に仕えた道甫系,本阿弥光悦の蒔絵制作に関与したと目される太兵衛系など数種の家系が存在するが,同過去帳には慶長(1596~1615)以前の記載がないため,家系の相互関係は不明である。

(内田篤呉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

いがらししんさい【五十嵐信斎】

室町時代の蒔絵まきえ師。五十嵐派の祖。足利義政に仕え諸調度に蒔絵を施し、幸阿弥派と並び称せられた。生没年未詳。

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世界大百科事典内の五十嵐信斎の言及

【五十嵐家】より

…室町時代の五十嵐信斎に始まる蒔絵師の家系とその一派。初代信斎(生没年不詳)は足利義政に仕え,幸阿弥道長(幸阿弥家)と並び称せられ,東山時代物と珍重される漆芸品の中に彼の作品が多いといわれているが,確証のある作はない。…

※「五十嵐信斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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