五十間道(読み)ごじっけんみち

精選版 日本国語大辞典 「五十間道」の意味・読み・例文・類語

ごじっけん‐みち【五十間道】

江戸新吉原衣紋坂から大門までの道。両側には引手茶屋小料理屋などがあった。五十間

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世界大百科事典(旧版)内の五十間道の言及

【吉原】より

…新吉原は揚屋(あげや)町を新設したほかは元吉原とだいたい同型に形成され(新吉原の地割については図参照),後に伏見町,堺町(その後閉鎖)が開かれた。新吉原への経路は,江戸市中から浅草へ出,日本堤から五十間道へ入り,衣紋(えもん)坂を下りて大門(おおもん)口へ至るのが普通であった。大門は吉原の玄関で,夜10時から翌朝までは大戸をしめ,くぐり門を通行させた。…

※「五十間道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」