五味智英(読み)ゴミ トモヒデ

20世紀日本人名事典 「五味智英」の解説

五味 智英
ゴミ トモヒデ

昭和期の国文学者 東京大学名誉教授;元・学習院大学教授。



生年
明治41(1908)年11月30日

没年
昭和58(1983)年3月9日

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国文学科〔昭和10年〕卒

経歴
皇太子妃に万葉集などをご進講した万葉学の代表的研究者。東大文学部長、学習院大教授などを歴任し、上代文学会会長ほか国文学関係の多くの学会役員を務めた。著書に「古代和歌」「万葉集の作家と作品」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五味智英」の解説

五味智英 ごみ-ともひで

1908-1983 昭和時代の国文学者。
明治41年11月30日生まれ。五味保義の弟。一高教授,東大助教授をへて,昭和32年東大教授。41年学習院大教授。上代文学,とくに「万葉集」の研究で知られた。昭和58年3月9日死去。74歳。長野県出身。東京帝大卒。著作に「古代和歌」など,共編に「万葉集研究」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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