五寸釘(読み)ゴスンクギ

デジタル大辞泉 「五寸釘」の意味・読み・例文・類語

ごすん‐くぎ【五寸×釘】

曲尺かねじゃくで5寸の長さの釘。また、長くて大きい釘のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五寸釘」の意味・読み・例文・類語

ごすん‐くぎ【五寸釘】

〘名〙 長くて大型の釘。もと曲尺(かねじゃく)五寸(約一五センチメートル)の釘を正五寸、二寸(約六センチメートル)のものを大五寸、一寸八分(約五・五センチメートル)のものを並五寸、一寸五分(約四・五センチメートル)のものを中五寸といった。
正倉院文書‐天平宝字六年(762)造石山寺所雑物用帳「廿四日下五寸釘陸隻、右、固倉代於料、下用如件」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android