五寸(読み)ゴスン

精選版 日本国語大辞典 「五寸」の意味・読み・例文・類語

ご‐すん【五寸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一寸の五倍。約一五センチメートル。
    1. [初出の実例]「障子を五寸ばかりあけていふなりけり」(出典:枕草子(10C終)八)
  3. 江戸初期・中期における揚代銀五匁の安い局(つぼね)女郎異称。五寸局(ごすんつぼね)
    1. [初出の実例]「其ねだん五寸三寸といふ銀五匁三匁なるべし」(出典:浮世草子・新吉原常々草(1689)上)
  4. 江戸後期、江戸において揚代五〇〇文の安女郎の異称。
    1. [初出の実例]「けちな女郎買ひ四寸だの五寸だの」(出典:雑俳・玉柳(1787)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む