五左池(読み)ございけ

日本歴史地名大系 「五左池」の解説

五左池
ございけ

[現在地名]安城市根崎町

根崎ねさき町の西に、地名として残る。寛文五年(一六六五)根崎陣屋代官早川五左衛門の創意によって掘られた灌漑用の溜池(明治村史)。根崎村地内にあって、東端ひがしばた村の一本松から大久戸の田を灌漑するかたわら、根崎村の新田をも灌漑したので、慶応二年(一八六六)根崎村が幕府評定所へ出訴、ようやく境界矯正、「五間通り」と飛地を解消して解決。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 東端

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む