五歩一村(読み)ごぼいちむら

日本歴史地名大系 「五歩一村」の解説

五歩一村
ごぼいちむら

[現在地名]松任市五歩市町ごぼいちまち

中村なかむら用水の分流ひがし川と島崎しまさき川が集落の東西を流れ、番匠垣内ばんじようかくち村の西に位置。五歩市とも記された(「三州地理志稿」「三州志」など)本村は東五歩市と称し、枝村に西五歩市があった。慶長一二年(一六〇七)六月の中村用水普請人夫ニ付達書(松任町史)に「ごふいち村」とみえる。正保郷帳には五歩市村とあり、高五〇一石余、田方三町四反余・畑方三町四反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印(新松任町史)では高五一四石、免四ツ六歩、小物成はなし。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android