五段田遺跡(読み)ごたんだいせき

日本歴史地名大系 「五段田遺跡」の解説

五段田遺跡
ごたんだいせき

[現在地名]板橋区西台三丁目

荒川低地を眼下に望む武蔵野台地の北東部、西台にしだいとよばれる標高二八メートルから二九メートルの台地にある。小支谷が樹枝状に延びて各所に湧水点や広い湿地があり、谷地田を営む条件を満たしている。都営住宅建設に伴って昭和五七年(一九八二)から調査が行われた。弥生時代後期、とくに弥生町期から古墳時代初頭の集落跡で、竪穴住居跡一九軒・方形周溝墓二基・溝跡五・土坑二が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 しだい 炉跡

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む