五社宮(読み)ごしやのみや

日本歴史地名大系 「五社宮」の解説

五社宮
ごしやのみや

[現在地名]天白区八事天道

平針ひらばり街道(飯田街道)を挟んで八事山興正こうしよう(現昭和区)の南に位置する。社殿が五社あるところから五社宮と称し、正面本殿の日社はじめ月宮・星宮・神明宮・天王社五社に、天照大神・月夜見命・素盞嗚尊を祀る。旧村社。

「編年大略」寛保元年(一七四一)に「三月廿八日 丹羽郡寄木村天道宮愛知郡八事村跡部山前へ御遷座夕六時本町通伝馬町御通に付家毎に挑灯を灯し大分の郡集也」とあるように、もと丹羽郡寄木よりき(現江南市)にあった天道てんどう社を、社務をとっていた天道山高照こうしよう寺とともに八事やごと村に移した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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