精選版 日本国語大辞典 「五種の悪病」の意味・読み・例文・類語 ごしゅ【五種】 の 悪病(あくびょう) ( 経典「請観世音経」から出た語 ) 仏教でいう五つの悪質なはやり病。目が赤く充血する病気、耳から膿(うみ)の出る病気、鼻から血を出す病気、声が出ない病気、食べた物が腹にもたれる病気。[初出の実例]「昔中天竺舎衛国に五種の悪病おこって、人庶(にんそう)おほく亡(ほろび)しに」(出典:平家物語(13C前)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例