20世紀日本人名事典 「井上範」の解説 井上 範イノウエ ハン 明治〜昭和期の土木工学者 東京帝大教授。 生年明治10(1877)年8月18日 没年昭和7(1932)年6月24日 出生地東京市本郷区根津宮永町 学歴〔年〕東京帝大土木工学科〔明治35年〕卒 学位〔年〕工学博士〔昭和4年〕 経歴福岡県若松市(のち北九州市若松区)の若松築港技師を経て、明治40年大蔵省に入り大蔵技師となり神戸支部に務め、大正4年東京勤務となり横浜出張所を兼務する。8年内務技師となり土木局調査課に勤務。11〜12年欧米各国を出張して、13年母校・東京帝大の教授となり、昭和4年工学博士の学位を授かる。事績の主なものは若松および神戸の築港の構築事業で、また関東大震災で大破した横浜港の改修工事も手掛けた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上範」の解説 井上範 いのうえ-はん 1877-1932 明治-昭和時代前期の土木工学者。明治10年8月18日生まれ。40年大蔵省にはいり,大蔵技師,内務技師をへて,大正13年母校東京帝大の教授となる。福岡県若松,神戸,横浜の築港・改修工事を手がけた。昭和7年6月24日死去。56歳。東京出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by