精選版 日本国語大辞典 「井守の印」の意味・読み・例文・類語 いもり【井守】 の 印(しるし) 雌雄一対のイモリの血を女の肌に塗って貞操のしるしとしたもの。女が他の男に接するとたちまち消えるともいい、あるいは消そうとしても消えないともいう。中国の秦の始皇帝の故事による。《 季語・夏 》[初出の実例]「ぬぐ沓の重なることの数なればゐもりのしるし今はあらじな」(出典:俊頼髄脳(1115頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例