日本歴史地名大系 「亘里」の解説 亘里わたり 長野県:長野市若穂地区綿内村亘里[現在地名]長野市若穂綿内犀(さい)川が西から流下して北流する千曲川と合流する千曲川右岸の自然堤防上の地域と推定される。千曲川の渡りから起こった地名であろうか。川端に鬼島(おにしま)(「村絵図」、若穂公民館蔵)の小名が残る。諏訪御符礼之古書の宝徳四年(一四五二)に「直(亘)里、井上出羽守政満、御符之礼三貫三百文、御教書三貫三百、代官吉田能登守高秀」とあるのが初見。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by