最新 地学事典 「亜鉛礬土石」の解説
あえんばんどせき
亜鉛礬土石
zincaluminite
Zn6Al6(SO4)2(OH)16・5H2O 微小な結晶がぶどう状または殻状に集合する,直方晶系もしくは六方晶系。硬度2.5~3,比重2.26。白・青白・淡青色。透過光で無色,一軸性負,屈折率ω1.534, ε1.514, ときに二軸性(2V小)を示す。Znを少量のCuが置換する。酸およびアルカリに可溶。ギリシア,Lauriumの亜鉛鉱床で菱亜鉛鉱・サーピエリ石その他の二次鉱物を伴って産出する。IMAリストでは存在が疑問視されている鉱物種。グローコセリナイト(glaucocerinite, (Zn1-xAlx)(OH)2[SO4]x/2・nH2O)と同じものではないかという見解がある。
執筆者:吉井 守正・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

