亜鉛の炭酸塩鉱物の一つ。日本では亜鉛鉱床の酸化帯中に、おもに閃(せん)亜鉛鉱の分解物として少量を産する程度であるが、大陸地域で石灰岩や苦灰岩を交代して生成されたものは、鉱層をなし、大鉱床を形成することがある。自形は菱面体、あるいはこれを基調とする立体。方解石系鉱物の一員として多くの共通した性質をもつが、比重がかなり大きい。岐阜県神岡鉱山(閉山)のような接触交代鉱床(スカルン型鉱床)に産出例が多く、鉱脈型の亜鉛鉱床の産出例は少ない。英名はイギリスの鉱物学者スミソンJames Smithson(1765―1829)にちなむ。
[加藤 昭 2018年12月13日]
菱亜鉛鉱
英名 smithsonite
化学式 Zn[CO3]
少量成分 Fe,Mg,Mn,Ca
結晶系 三方
硬度 4~4.5
比重 4.40
色 白,淡緑
光沢 ガラス
条痕 白
劈開 三方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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