亡ず(読み)ボウズ

デジタル大辞泉 「亡ず」の意味・読み・例文・類語

ぼう・ず〔バウず〕【亡ず】

[動サ変]
ほろびる。滅亡する。
王法つきんとては仏法まづ―・ず」〈平家・二〉
死ぬ。
「その父―・じて、母存せり」〈今昔・九・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「亡ず」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐・ずバウ‥【亡】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. 死ぬ。なくなる。
    1. [初出の実例]「年久くなりて、孫居亡しぬ」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)六月二六日)
    2. 「あれども古書が亡してないほどに」(出典:史記抄(1477)三)
  3. ほろびる。
    1. [初出の実例]「久しからずして、亡じにし者どもなり」(出典:平家物語(13C前)一)

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