法則の辞典 「交換の法則」の解説 交換の法則【commutative law】 一つの集合において,その元素間にある演算が規定されたとき,二つの元素A とBについて,AにBを結合した結果と,BにAを結合した結果が一致したとき,両元素の結合に際して交換の法則が成立するといい,2元素A,Bは交換可能であるという.複素数の場合なら加法や乗法は成立するが,減法においては成立しないし,ベクトル乗積や行列演算においても一般的には成立しない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報