交通事故と刑事処分

共同通信ニュース用語解説 「交通事故と刑事処分」の解説

交通事故と刑事処分

警察庁によると、交通事故の件数や死者数は年々減少しているが、2018年でそれぞれ43万601件、3532人に上る。悪質な事故が起きるたびに厳罰化を求める声が上がり、01年に危険運転致死傷罪を新設した改正刑法が、02年に飲酒運転などへの罰則を強化した改正道交法施行された。14年には刑法から交通事故関連規定を分離した自動車運転処罰法を施行、同罪の適用範囲が広がるなどした。犯罪白書によると、17年の自動車運転処罰法違反での検挙人数は45万9771人で、うち致死が3135人。17年に一審判決があった裁判をみると、同法違反の危険運転致死罪に問われた31人は全員が実刑だった。

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