京葉線八丁堀遺跡(読み)けいようせんはつちようぼりいせき

日本歴史地名大系 「京葉線八丁堀遺跡」の解説

京葉線八丁堀遺跡
けいようせんはつちようぼりいせき

[現在地名]中央区八丁堀三丁目

JR京葉線八丁堀駅周辺に広がる。昭和六二年(一九八七)に発掘調査が行われた。調査は第I区から第III区に分けて実施され、このうち第I区について本格的な発掘調査が行われた。第II区・第III区については東西方向に埋設された上水木樋が検出されたにとどまった。遺跡は低地に立地し、慶長年間(一五九六―一六一五)以降幾度かのかさ上げがなされた。第I区の発掘調査においては生活面としてではなく、検出された遺構を中心に相対的な検出がなされた結果、第一―第四層までの文化層が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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