人好(読み)ひとずき

精選版 日本国語大辞典 「人好」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ずき【人好】

  1. 〘 名詞 〙 他の人に好感を持たれること。人に好かれること。「人好きの(が)する」の形で用いることが多い。
    1. [初出の実例]「人好(ヒトズキ)のする変化(ばけもの)」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)

ひと‐よし【人好】

  1. 〘 名詞 〙 おとなしくて気がよく、他人にさからわない性格。また、そういう人。好人物。おひとよし。
    1. [初出の実例]「況して好人物(ヒトヨシ)嫁御寮は」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む