人好(読み)ひとずき

精選版 日本国語大辞典 「人好」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ずき【人好】

  1. 〘 名詞 〙 他の人に好感を持たれること。人に好かれること。「人好きの(が)する」の形で用いることが多い。
    1. [初出の実例]「人好(ヒトズキ)のする変化(ばけもの)」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)

ひと‐よし【人好】

  1. 〘 名詞 〙 おとなしくて気がよく、他人にさからわない性格。また、そういう人。好人物。おひとよし。
    1. [初出の実例]「況して好人物(ヒトヨシ)嫁御寮は」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む