人寄(読み)ひとよせ

精選版 日本国語大辞典 「人寄」の意味・読み・例文・類語

ひと‐よせ【人寄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人を招き寄せること。また、そのために演ずる芸など。
    1. [初出の実例]「またしては人よせをする雨の中にうばがひにくのはるる煎じ茶〈良綱〉」(出典:河内鑑名所記(1679)五)
  3. 歌舞伎下座音楽の一つ。歌舞伎が小屋掛け芝居のころに、客寄せのために弾いた三味線が独立して合方となったもの。大小鼓を主とした囃子(はやし)伴奏で、人物の登場場面に用いるもの。また、人寄せの鳴り物をもいう。寄せ。
    1. [初出の実例]「人寄せにて、両人をせり上る」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)一)
  4. ひとよせせき(人寄席)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む