河内鑑名所記(読み)かわちかがみめいしよき

日本歴史地名大系 「河内鑑名所記」の解説

河内鑑名所記
かわちかがみめいしよき

六巻六冊

別称 河内国名所鑑ほか 三田浄久著

成立 延宝七年

原本 三田実

版本 京都大学

解説 河内国の地誌の最初のもの。北村季吟序文南河内金剛山千早城から始まり、中河内を経て北河内の楠葉里で終わる。各地域の名所旧跡寺社俳句狂歌挿絵を掲載して興趣深く描いている。なお本文中に山道の人馬運行の能否を書入れ注記するなど、すべて実地踏査をして著述したことを示す。

活字本 上方芸文叢刊3・「柏原市史」巻五史料編II

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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