人工サンゴ礁(読み)じんこうサンゴしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人工サンゴ礁」の意味・わかりやすい解説

人工サンゴ礁
じんこうサンゴしょう

人為的に育成したサンゴ礁金網モルタルを吹き付け,コーティングした構造物 (人工ノル) を海底に設置し,サンゴ破片を針金などを使って固定し育成する。人工ノルを陰極として弱い直流電流を流すと,サンゴ礁を形成する物質とほぼ同じ炭酸カルシウム水酸化マグネシウムが析出し,陰極側の人工ノルに電着してサンゴ礁の生育を助成する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む