人工水晶体(読み)じんこうすいしょうたい(英語表記)intraocular lens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人工水晶体
じんこうすいしょうたい
intraocular lens

白内障手術後の無水晶体眼に対し,水晶体の機能を補うために挿入されるレンズで,視機能回復に役立っている。現在は主に後房レンズが利用されており,術後視力は 90%以上の適用例で 0.5以上である。レンズ部と上下2本のループから成り,レンズ部はポリメタクリル酸メチル (透明な合成樹脂) ,ループはポリプロピレン,カーボンフルオライドなどが素材である。

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世界大百科事典内の人工水晶体の言及

【白内障】より

…しかし,片目だけ無水晶体の場合,眼鏡の装用は不可能に近く,コンタクトレンズが従来よく使われてきた。しかし,最近,水晶体を摘出後に,凸レンズの機能を有する人工水晶体(眼内レンズ)の挿入も行われるようになってきている。【南波 久斌】
【疾病史】
 白内障は太古から失明の最大の原因の一つであったと考えられる。…

※「人工水晶体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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