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人種差別反対キャンペーン じんしゅさべつはんたいきゃんぺーん

知恵蔵の解説

人種差別反対キャンペーン

FIFAはW杯ドイツ大会で「Say no to racism」をキャッチフレーズに、人種差別反対のキャンペーンを行った。差別反対をうたったテレビのスポット広告をうち、準々決勝からは両チームのキャプテンが試合前にそれぞれの言語で人種差別反対の宣言文を読み上げた。ブラッター会長は「最重要事項の1つ」として、キャンペーンに取り組んだ。その背景には、近年無視できないほどのスタジアムでの差別行動がある。ファンがアフリカ出身選手へ猿の鳴き声を真似て野次を飛ばしたり、代表監督が相手選手に対して差別発言をするなど、差別的な言動が目立っていた。イタリアリーグでは、野次にたまりかねた選手が試合中断を要求する出来事もあった。これまでは、そうした事例に対してクラブや各国協会に罰金を科していたが、今後は勝ち点の剥奪、最悪の場合は下部リーグへの降格といった厳しい措置がとられることになる。

(西部謙司 サッカージャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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