人造人間(読み)ジンゾウニンゲン

デジタル大辞泉 「人造人間」の意味・読み・例文・類語

じんぞう‐にんげん〔ジンザウ‐〕【人造人間】

ロボット1のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「人造人間」の意味・読み・例文・類語

じんぞう‐にんげん ジンザウ‥【人造人間】

[1] 〘名〙 機械的操作で手足や身体の各部分が自動的に動くように作られた人形。ロボット。
※まんだん読本(1932)漫劇『ロボット』〈松浦翠波〉「実わね、君も知ってるだらうが、ロボットね、例の人造人間(ジンゾウニンゲン)さ」
[2] (原題 R. U. R. Rossum's Universal Robots の略。「ロボット」は作者造語) 戯曲。三幕。カレル=チャペック作。一九二一年プラハ国民劇場初演。労働力を軽減するためにつくられた人造人間(ロボット)が、かえって人間を滅亡させてしまうという、現代機械文明を風刺した作品。日本では、大正一三年(一九二四築地小劇場で初演された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人造人間」の意味・わかりやすい解説

人造人間
じんぞうにんげん

「ロボット(RUR)」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の人造人間の言及

【ロボット】より

…歴史的には人間に近い外観をもち,機械や電動装置で人間と同じような作業ができるものをさしていた。漫画やアニメーション,またSFの中で活躍しているロボットがそれで,人工的につくられるので人造人間artificial man,人間に似たものであることからアンドロイド,ヒューマノイドhumanoidなどとも呼ばれる。有機体と機械を合成したサイボーグも広義のロボットといえ,さらにからくり人形(自動人形automata)の類もロボットの先駆形態と考えることができよう。…

※「人造人間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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