仁位山城跡(読み)にいやまじようあと

日本歴史地名大系 「仁位山城跡」の解説

仁位山城跡
にいやまじようあと

[現在地名]上月町仁位

佐用川の東岸、標高二三三メートルの仁位山山頂に築かれた戦国時代の山城跡。佐用川を隔てて西に上月城がある。尼子氏月山富田がつさんとだ(現島根県広瀬町)を包囲した毛利氏の陣城勝山かつやま(現同上)類似の構造であることから、天正五年(一五七七)前後の上月城合戦の際に付城として、毛利方が臨時築城したと考えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む